ウユニの生き急ぎブログ

命を燃やして生きる18卒女子大生

エリア職を志望する男子の話

 

私が通っている大学に、中学高校とも一緒だった同郷出身の男友達がいる。

こないだ就活で出身県行きのバスに乗ったら、たまたまそいつ(以下タケシ)がいたので、就活状況はどんなもんやと聞いてみた。

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話を聞くと、タケシは金融志望で銀行や損保を中心に回っているらしい。今から某メガ損保の筆記試験を受けに行くとのこと。

待て待て、メガ損保なのに何故わざわざ出身県に行くのか。今住んでる県で試験受ければいいじゃん。するとタケシは言った。

 

 

「俺、エリア職志望なんだ。」

 

 

驚いた。エリア職=女性というイメージが強かったので、てっきりタケシは総合職を志望しているのだとばかり思っていた。

 

私は金融志望では無いが、以前メガ損保(タケシが志望しているのとは別のところ)のインターンに参加したことがあり、損保のエリア職というものがどれほど女の園であるか多少は分かっているつもりだ。 

 

もちろんタケシはそれも重々承知しているとのこと。

なぜ総合職ではなくエリア職に拘るのかと問うと「ずっと地元にいたいから。女性だらけのエリア職に俺が採用されるのは難しいと思うけど。」と言っていた。

 

 

私はバリバリ働いてガッポリ稼いで自分の力で生きていきたいので、エリア職よりも総合職、事務職よりも営業職を志望している。

女性である私が総合職・営業職を志望するにあたって、能力や学歴以上に「性別」が壁となる場合が多い。

事務仕事であれば出産を機に休職しても復帰は比較的容易であろうが、産後に営業職に復帰するのは体力的にも時間的にも非常に困難だ。こういった仕事に女性を充てがいたくは無いというのが採用側の正直な気持ちだろう。

 

 

つまり何が言いたいのかというと、私は男性が羨ましかったのだ。

 

性別の壁を意識せずに「総合職」を選択でき、結婚出産時に「仕事を続けるか・辞めるか」と悩むこともない。そんな男性諸君が羨ましかった。

就活を始めてから「男に生まれていたら」と考えることが増えた。なぜ私は女なんだと発狂しそうになった。

 

 

就活において「性別の壁」に直面するのは女性だと思っていたが、今回タケシの話を聞いて、必ずしもそうではないと実感した。 

総合職・営業職をやりたい私は「総合職=男性、エリア職=女性」という既成概念に苛まれていたが、男性でエリア職志望であるタケシも同様に苦しんでいるのだ。

男性でも女性でも関係ない。仕事を選ぶ上で性別は大きな壁となる。

 

 

就活における性別の壁は厚い。

それでも私たちは、己が持つ能力を武器に壁にひびを入れながら前へ進むしかない。

発狂しそうだけど。